How to ガーデニング ■見て楽しむイチゴ栽培

ワイルドストロベリーの苗

ワイルドストロベリーなら初夏から秋口まで実り

 ストロベリーポットによる栽培は、苗を立体的に育てられるので空間密度が高まります。とはいっても、植えられる株数(収穫量)は限られます。

 それなら「収穫は二の次」と割り切って、「見て楽しむ」を主目的にしませんか。観賞用イチゴのワイルドストロベリーなら4月から10月ごろまで、日当たりと温度が十分なら1年中小さな実を付けてくれます。
 観賞用と紹介しましたが、食べることもできます(小さいので迫力はありませんが…)。
 甘さとともに、強い芳香が特徴です。また、滋養成分もたっぷり。乾燥葉も肉料理の風味付けや利尿・強壮剤としても用いられます。まさに「実のなるハーブ」なのです。

 少ない株でより豪華なイメージを演出するには、実のなる方向を揃えて植えるのがポイントです。


 ■ワイルドストロベリーの植え付け
肩までびっしり土を押し込んでください

●用土

 ワイルドストロベリーが好むのは、やや湿った土壌。「乾燥に弱い」ということであって、「じめじめ湿った土」もまた苦手なのです。 そのため自分で用土を調整する場合は、適度な水持ちと水はけを確保するため、赤玉土6、腐葉土3、パーライト1くらいの割合で混ぜます。市販の「ハーブ用の土」でも代用できます。
 

ストロベリーポット
一体型ポットの場合
1) 鉢底にネットを敷き、ゴロ石を置いて土砂の流出を防いだ後に、一番下のポケットの下まで用土を入れます。
2) 最初の苗は、このポケットに植えます。多くの場合、苗の根鉢(ねばち)がポケットの口より大きくなっています。そのときは根鉢の底の中央部分に指を差し込み、中の土を掻き出します。外側の新根を傷つけずに古根を除くことで、根鉢を小さくするわけです。
3) 苗をポケットに入れたら、ポケットの縁から1センチほど下まで用土を入れ、よく押さえておきます。ここが水やりのスペースです。
4) 中央の口から、次のポケットの下まで用土を追加、次の苗を植えます。これを繰り返します。
5) 最後が、最上部にある中央ポットへの植え付けです。水やりスペースとして縁から1〜2センチを空けて植えますが、このとき問題になるのがポットの形。多くは壺形のため、肩の部分に土が入りにくいのです。土が十分に詰まっていないと、水やりの度に土が崩れて株を固定できません。

そこで手のひらで押しつけるようにして、ポットの肩に土を入れていきます。

 ■毎日の手入れ
ポイントは、たっぷり水やり

 土の表面が乾いてきたら、たっぷり水をやってください。あとは1週間から10日おきに液肥をやるだけ。4月から10月ごろまで収穫できるはずです。
 簡単でしょ、ぜひチャレンジしてみてください。
 

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