How to ガーデニング ■紅葉のメカニズム


手軽でイメージチェンジも簡単

 木の成長期は春から秋にかけて。葉は陽光を浴びて葉緑素を合成、これを分解して糖類(養分)をつくり、幹や根に送っています。
 ところが日中と朝晩の気温差が大きくなってくると、葉の付け根で養分の流出を止める層が形成されます。葉に溜まる糖類は増える一方。この糖類がポリフェノールに変化して、赤色や黄色の色素が浮かび上がってきます。これが紅葉です。

 さらに季節が進むと、落葉します。冬の休眠に備えて、水分の蒸散を抑えるわけです。同時に、たっぷり栄養が詰まった紅葉の落ち葉は腐葉土になって、来年の芽吹きのための栄養になります。自ら移動することができないハンディを、紅葉と落葉というメカニズムによって克服しているわけです。