How to ガーデニング ■ダイモンジソウ

 ■ダイモンジソウ

花弁に特徴がある落葉多年草
 「ダイモンジソウ」はユキノシタ科ユキノシタ属の落葉多年草です。ユキノシタ属は世界で300種類が分布していて、そのうち10数種が日本に分布しています。野生種は山地の湿った場所に自生。花弁は5枚で、下の左右の2枚が長く、秋に漢字の“大”のような形をした花を咲かせます。花色は白が中心ですが、亜高山に自生する種は淡紅色を帯びることが多いようです。

 花の色や形を変化させた園芸品種が数多くあります。八重咲き品種で大輪の花を咲かせる「萌」、花弁の一部が切れ込んだ紅色の花が咲く「栄華」、桃色の花弁が幅広で先の切れ込む大輪の花「舞姫」、中輪の多弁花で緑色した「大宇宙]など、品種の豊富さも魅力となっています。

 5枚の花弁がユニークな形をしていますが、葉や斑の形もユニークで見ごたえがあります。丸みを帯びたものや、ウチワ状の切れ込みのある葉、斑が入るものなど、花のない季節でも葉が楽しませてくれます。

栽培
●置き場所
 山地の湿った木陰などに自生しています。半日陰に植えつけたり、鉢を置きましょう。
●水やり
 乾燥に弱く、鉢植えの場合、たっぷりと水を与えます。
●肥料
 植えつけ時に、用土の下に緩効性化成肥料を少々元肥として施します。そのあと、置き肥として小粒の固形肥料を与えます。
●病害虫
 枯れた葉を株元からちぎって取り除きます。葉枯防止に殺菌剤を月に1〜2回与えます。
●花がら摘み
 開花の後にタネを採取しない場合、花がらを早めに摘み取ります。そうすることで、養分を来年の株づくりに間に合わせます。
●葉刈り
 夏場、長い葉を次々に伸ばしますが、6月中旬にすべての葉を取り除いて見ましょう。そうすることで、新しい葉が再生し、比較的小型の葉でまとまります。

植え替え
 植え替えは2年に1度を目安に。3月〜4月中旬が適しています。
周囲の用土を割り箸などでほぐしながら株を鉢から出し、株分けします。
3〜5号ほどの鉢の底にゴロ土を入れ、鉢の半分くらいまで用土を入れます。
緩効性化成肥料をひとつまみ入れ、用土を鉢の6割ほどまで入れます。
株の根を広げて植えつけます。
鉢の底から水が流れ出るくらい、たっぷりと水やりします。

秋の山野草|ダイモンジソウ|ホトトギス