How to ガーデニング ■清楚な美しさ「セロジネ」


洋ランのなかでは育てやすいのが魅力

 シンビジュ−ムやコチョウラン、カトレアなど、華やかな花色や花形をもつ品種が多い洋ランですが、そのなかで素朴で清楚な雰囲気を漂わせ、愛好家から人気となっているのが「セロジネ」です。垂れるように伸びた花茎に白系の花を咲かせる姿を見ていると心も落ち着きます。

 ■低温性と中・高温性の2つのタイプ

タイプ
 セロジネは、大別すると2つのタイプがあります。1つは「低温性のセロジネ」。耐寒力があり、最低5℃の環境でも冬越しさせられるため、温室がなくても育てられます。逆に、夏の高温に弱く、冬にしばらく低温にあてないと花芽が伸びない品種もあります。開花は3月から4月です。

 もう1つの「中・高温性のセロジネ」は高温を好みますが、冬の低温は苦手。最低10℃以上の室温で冬越しさせることがポイント。6月から8月までが開花の季節です。

 栽培については、他の洋ランに比べて容易で、基本を学べば、誰でも育てることのできる点が大きな魅力です。初心者には、丈夫で毎年花を咲かせやすい「インターメディア」などの交配種がおすすめ。この品種の栽培で自信をつけてから、「クリスタータ」などを育ててみるのもいいでしょう。

 ■養分を蓄える茎

バルブ
 セロジネの株を見ていて、印象的なのがバルブと呼ばれる茎の部分です。この中には、養分水が入っており、冬越しのときや、花芽、新芽を出すときにこの養分が使われます。品種によって大きさが異なりますし、しぼんだり、ふくらんだりします。


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