How to ガーデニング ■愛らしい小花、プリムラ

愛らしい小花、プリムラ

 “セイヨウサクラソウ”とも呼ばれ、パンジーなどとともに秋冬を代表する花として人気の高い「プリムラ」。サクラソウ科サクラソウ属にする一年草または宿根草で、花色や一重咲き・八重咲きなど花形の豊かさが大きな魅力です。
 ■品種


ジュリアン
愛らしい花が次々に咲く
 日本の園芸店でよく見られるのが、ヨーロッパで生まれたジュリアン、ポリアンサ、アジア原産のマラコイデス、シネンシス、オブコニカの5つの品種です。

 ジュリアンは多花性で、花色や花形も豊富。バラ咲きのものや、覆輪タイプ、花弁が波打つものなど、さまざまな特徴をもっています。冬から春の寄せ植えの花として使われることが多く、愛らしい花が心を和ませてくれます。

 ブルー、ホワイトなど花色が豊富なポリアンサは、花が大きく、厚みのある花弁が特徴で、ダイナミックな印象があります。一重咲きをはじめ、八重咲きやフリル咲きなどの花形も印象的です。

 ジュリアンと同様に多花性のマラコイデスは、葉の裏やガクなどに白い粉を付けるのが特徴です。一年草として、毎年種子まきする必要があります。

 シネンシスは白い花色と緑葉の裏側の銅葉が特徴です。耐寒性、耐暑性があり、育てやすいのも魅力です。

 “円錐形”という意味をもつオブコニカは、ガクの形がすり鉢状になることからその名が付いたといわれます。花や茎にプリミンというアルカロイドを分泌するため、かぶれることがあります。作業時には手袋をはめましょう。

マラコイデス 

 ■よい株の選び方・植え替え

つぼみやわき芽が多いものを選ぶ
根元がぐらぐらせず、しっかりとしており、株全体が引き締まった印象のものを購入しましょう。
葉の色がよく、葉先や下葉が枯れていないもの。
葉数が多いこと。
つぼみやわき芽が多いと、次々に花を咲かせてくれます。
ポット株を購入したら、すぐに植え替えましょう。ポットよりも一回り大きなプランターや鉢を準備し、鉢底に網を敷き、鉢底石、市販の培養土を入れます。
ポットからやさしく株を抜きます。
根鉢を崩さずに培養土に植えます。根と土が密着するように割箸などで土を軽くつつきながら行います。
植え終えたら、鉢底から水がたっぷりと流れるくらいに水やりします。
戸外で栽培するときは、まず寒さに慣らすことがポイント。日中は風の当たらない戸外に置き、夜は暖房のない玄関など室内に置きます。購入後、10日間ほどこれを繰り返し、寒さに慣らしたあと、戸外へ。

|愛らしい小花、プリムラ|栽培方法株分け・寄せ植え