How to ガーデニング ■女王様の耳飾りの異名を持つ「フクシア」


女王様の耳飾りの異名を持つ「フクシア」

 垂れ下がった花弁の美しい姿から“女王様の耳飾り”と親しまれているフクシア。アカバナ科の植物の総称で世界には100余りの原種があります。花の期間が長く、鉢植えで手軽に楽しむことができるため、管理の仕方では1年中、花が楽しめます。

 ■花弁・姿形
耳飾りのように下に垂れる
 枝先から垂れる花は2種類の花弁で構成されているように見えますが、枝に近い、上部の覆いの部分は萼で、花弁はその下に咲いています。花弁の数から花はシングル(一重)、セミダブル(半八重)、ダブル(八重)の3つのタイプに分けられます。シングルは花弁が4枚、セミダブルは4〜8枚、ダブルは8枚以上あるのが特徴です。
 樹形も違いから、あまり垂れ下がらないブッシュタイプ、直立性と這い性の中間のラックス・ブッシュタイプ、直立せず枝が垂れるように伸びるトレイラータイプ、這い性のスティッフ・トレイラータイプの4つのタイプに大きく分けられます。ブッシュタイプは株立ち風な仕立て、ラックス・ブッシュタイプ、トレイラータイプ、スティッフ・トレイラータイプはハンギングなどに向いています。

 ■管理のポイント

鉢上の表面が乾き始めたら水やり
 管理面で一番難しいのが冬越し、夏越しですが、冬の季節は休眠させない場合、室内やハウスの暖かい場所で栽培。日中は日当たりのよい場所に置きます。夏は風通しのよい、木陰のような場所。秋・春は日当たりのよい風通しのよい場所に置きます。一年間で、日中18〜25度、夜13〜15度で管理すると満開の花が続きます。

 用土は水はけがよく、通気性のよいものを使用します。夏の水やりは特に気をつけたいもの。鉢上の表面が乾き始めたら、鉢底から水が流れ落ちるくらいにたっぷり水を与えます。

|女王様の耳飾りの異名を持つ「フクシア」|仕立て方冬越し・夏越しの注意