How to ガーデニング ■観葉植物のように楽しむシャコバサボテン


観葉植物のように楽しむシャコバサボテン

 シャコバサボテンは名前からもわかるようにサボテン科に属する植物です。「シャコ」のような形をした茎節(茎が葉のように偏平になる)が連なって成長するのが特徴で、茎節の先端には、短くて柔らかい棘座(しざ)があります。春から夏にかけての花のない季節では、鮮やかな緑色の茎節を観葉植物のように眺めて楽しむことができます。秋から冬には赤やオレンジ、ピンク、白など、多彩な花色を見せてくれることから室内を飾る鉢花として人気が高いようです。

 高温多湿となる7月〜8月は、シャコバサボテンにとって生育の厳しい季節ですが、成長期と繁殖期の切り替えの大事な期間です。夏の管理が、秋からの花芽のつきかたに大きな影響を及ぼすので注意したいものです。

 ■梅雨〜夏場に注意したいこと
 
霧吹きを使って葉に水をやる

梅雨の季節には湿度が高くなり、根腐れを起こしやすいので、鉢を雨のかからない場所に移動させます。
強い日差しが降り注ぐ日は日焼けを起こしやすいので、日中は日陰に置きます。
風通しのよい、涼しいところへ。風通しのよい軒先や木の枝に吊してみるのもいいでしょう。
7月中旬までは生育期のため、鉢土の表面が乾いたら午前中にたっぷりと水をやりましょう。7月下旬以降は水やりは控えめに。鉢土の表面が乾いたら朝に適度に水やりします。
霧吹きなどを使って葉に水をやる「葉水」もいいでしょう。日焼けなどの高温障害を防ぐことができます。冬場の葉水は室内の乾燥対策に効果的です。
6月末までは液体肥料を薄めて、10日おきくらいに水やりの代わりに与えます。それ以降は、特に肥料は施しません。

 ■夏越しの準備のための植え替え
新しい用土に植え付け

 茎節が赤褐色に変色している株や腐った株は、暑い夏を乗りきることができません。そうならないように鉢から根鉢を抜き、植え替えます。
ポットから根鉢をそっと抜きます。抜きにくいときは鉢の肩をたたきます。
傷んだ根や枯れた茎節をピンセットで取り除きます。
形を整えながら、水はけのよい用土に植えつけます。

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