How to ガーデニング ■凛として咲く・ユリ

春の薫風にそよぐフジ

 5月から8月にかけて、美しい花を咲かせるユリ。気品を漂わせる大きな花、気高ささえ感じさせるその姿に魅了される方も多いのではないでしょう。ヨーロッパでは、ローマ帝国の時代に栽培されるなど、栽培の歴史が最も古い植物の一つとされ、宗教画では純潔の象徴として描かれています。庭やベランダをユリで彩ってみませんか。

 ■ユリの品種
人気のカサブランカは、オリエンタル・ハイブリッド

 ユリは、ユリ科ユリ属の球根植物です。日本には15種の野生種が自生し、これらを交配させて多くの園芸品種がつくられています。野生種は筒状に花を咲かせるテッポウユリ系(テッポウユリ、リーガル・リリーなど)、花弁にスジの入るヤマユリ系(ヤマユリなど)、盃状の花を上向きに咲かせるスカシユリ系(ヒメユリなど)、下向きに咲き、花弁が反り返るカノコユリ系(カノコユリ、クルマユリなど)と、花形の違いで4つに分けられています。

 園芸品種を代表するのが、アジアティック・ハイブリッドとオリエンタル・ハイブリッド。下向きに咲き、香りのないアジアティック・ハイブリッドは、丈夫で栽培しやすく、庭植えなどにぴったりです。オリエンタル・ハイブリッドは、強い香りを放ち、純白大輪の花を咲かせます。人気のカサブランカは、この品種に属しています。

 ■球根の選び方
  乾燥していない球根を

 秋に園芸店などに球根が出回ります。球根の選び方として、大きくて重く、よく締まっているものを選びます。乾燥していないこともポイントです。球根は乾燥しやすいので、購入したら、あまり時間を置かず植えつけましょう。

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