How to ガーデニング ■フジの仕立て

 ■フジの仕立て
庭の雰囲気に合わせて

●棚仕立て
 藤棚の仕立ては高さが2.4mが基本です。4本の支柱を地面に打ち込み、梁と桁を渡します。
フジを柱から30〜50cmほど離して植えます。
1年目の秋には約3mになります。来春に棚の内側に花房が下がるように、枝を棚に平面状にしてヒモで縛ります。
植えた苗を一気に伸ばして棚に上げるのではなく、2年ほどかけて切り戻しながら、節間の詰まった幹に仕上げるのがポイントです。
●立木仕立て
 つるを1本だけ地面から伸ばし、樹形を揃えていきます。
30cmほどの苗木を植え、つるを1本伸ばしていきます。
1年目の秋には、伸びたつるを2mほどの高さで切ります。
2年目の秋には、主枝にする枝を3〜4本伸ばし、ほかは切り落します。落葉後、主枝を20〜30cmほど切り落とします。
●アーチ仕立て
 洋風庭園に似合う方法です。アーチの枠の両サイドにフジの苗を植え、幹を伸ばしていきます。枝はアーチの外側に伸びすぎないように剪定します。

●フェンス仕立て
 1年目の秋には主幹を伸ばし、2年目の秋には、主枝を3〜4本左右に伸ばします。主枝は30cmほどの長さで切ります。3年目の秋以降は、主枝からの各枝が平均的に伸びていくように剪定します。

 ■病害虫
  新葉の時期に気をつける

●害虫
 フジハムシやモンシロドクガなどの幼虫が新葉や蕾を食害しますので、殺虫剤を散布します。

●うどんこ病
 フジの病気として、若葉にうどんこ病が見られます。対応としてジネブ剤やベノミル剤を散布します。

●こぶ病
 枝の表面にこぶ状のでこぼこができてきます。大きくなるにつれ、裂け目ができて内部が腐ります。
・こぶをはさみで切り取り、さらに木の内部をナイフで切り取ります。
・傷口には殺菌剤を塗布します。