How to ガーデニング ■さし木と人工受粉

 ■さし木
  さし木で繁殖に取り組んでみよう

 新芽を伸ばしながら旺盛に生育する6月〜7月は、さし木の季節。栽培に慣れてきたら、さし木で繁殖させてみましょう。

1) やや堅くなったつる(枝)を2〜3節で切り、葉を半分に切ります。また、下部の節の葉も落します。
2) 下部の節のすぐ下で水平に切り戻します。
 
3) 切り口に発根促進剤をつけます。
4) 4号鉢くらいのものを用意し、さし木用土を入れます。用土に割り箸などで穴をあけ、さし穂の1/3ほどが埋まる程度にさします。4号鉢で5本くらいのさし穂がさせます。
5) 鉢にU字形の支柱を立て、上からポリ袋を被せて、温かくします。
6) 明るい日陰に置き、表面の土が乾いたら、水やりします。2〜4週間で発根します。

 ■さし木苗の鉢上げ
3本くらい一緒に植える

 さし木してから4週間ほど経つと、鉢の底から白い根が見えてきますので鉢上げしましょう。

1) 鉢から根鉢を取り出します。
2) 3号ポットの底部に培養土を入れ、苗を置き、再び培養土を入れます。そのあと、水をたっぷり与えます。
3) 明るい日陰に数日置いたあと、日当たりのいい場所に移します。
5〜6号鉢にさし木苗を3本ぐらい一緒に植えると、ボリューム感のある鉢になります。

 ■実を楽しむには
  温室栽培では人工受粉を

トケイソウには、オオミノトケイソウやクダモノトケイソウ、マリフォルミス、モリッシマなど、食用の実をつける種類があります。開花も楽しみですが、実も大きな魅力。実のほとんどは多肉質の果肉で、トロピカルフルーツのパッションフルーツの名前で知られています。実をつけさせるには、ハチなどの昆虫による受粉が必要ですが、温室や室内で育てている場合は人工受粉を行います。
   トケイソウの花は朝開き、夕方に閉じます。交配は花粉の働きが活発になってくる昼過ぎが良いでしょう。人工受粉の方法として、柔らかい絵筆などで雄しべの先端の葯から花粉を採取します。そのあと、雌しべの3つの柱頭すべてに花粉をつけます。