How to ガーデニング ■バラの香りに誘われて
ローズガーデンへの第一歩

 “花の女王”として古くから親しまれているバラ。深紅、ピンク、黄色と多彩な花色、丸弁、剣弁と花の形もさまざまで、1本でも存在感を放ちます。また、独特の芳香も魅力で香料植物として珍重されてきました。

 春には新苗が園芸店に並びます。花いっぱいのローズガーデンづくりに取り組んでみてはいかがでしょう。

ハイブリッド・ティー系
大ぶりの華やかな花が開くハイブリッド・ティー系

 バラは、バラ科の耐寒性落葉広葉低木。園芸品種は世界で数千あるとされていますが、ツル性のツルバラと、ツルにならない低木バラに大きく大別することができます。日本で好まれているのが低木タイプで、「ハイブリッド・ティー系」と呼ばれる四季咲き大輪種、「フロリバンダ系」と呼ばれる四季咲き中輪房咲き種。ハイブリッド・ティー系は1本の茎に一花咲くのが基本で、大ぶりの華やかな花が特徴です。フロリバンダ系は房咲きに花をつけるものが多く、清楚な雰囲気を漂わせています。

 バラの成育サイクルをみると、3月に入り気温が7度くらいになると成育を始め、5月中旬の18度〜22度で美しい花を咲かせます。7月〜8月には生育が悪くなり、涼しくなる10月ごろに再び美しい花をつけ始めます。バラは、生育が旺盛で肥料や水やりを必要とします。また、病害虫の予防など手間のかかる品種ですが、愛情をかけた分、美しい花を咲かせてくれるのです。

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