How to ガーデニング ■肥料・剪定・病害虫の駆除

 ■肥料
  春の開花が終わった後に

 バラはほかの植物よりも生育が旺盛で、土壌に含まれる養分だけでは充分に育ちません。肥料を与えてやる必要があります。
   肥料は、庭植えの場合、春の花が咲き終わった後、秋の花が咲く前、早春の剪定直後に与えます。株元から30cmほど離して円形の溝を掘り、有機質肥料を施します。鉢植えの場合、月に1〜2回ほど株の周囲に固形タイプの緩効性化成肥料を与えます。また春から秋の生育期に10日に1回液肥を与えます。

 ■剪定
シュートを大切に育てる

 植えつけて数年後の春、頂芽が30cmぐらい伸び、葉が開いてもそれ以上成長しない枝や、蕾がつかないブラインド枝は、よい芽があるところまで切り戻します。

 春〜初夏にかけての花が終わると、株元のつぎ口あたりから太い芽が伸び出してきます。この芽はシュートと呼ばれ、秋と翌春の主幹枝となります。また、春に花を咲かせた枝のつけ根からも太い芽が伸びてくるのでこれも大切に育てます。

 ■病害虫の駆除
  バラの葉の裏に薬剤を散布

 高温多湿の日本でバラを育てるには病害虫の対策をしっかりしなければなりません。病害虫を防ぐには、予防が第一です。殺菌剤や殺虫剤を噴霧器で散布しましょう。日中の散布は避け、朝か夕方の涼しいときに散布するのがポイント。また、バラの葉の裏にかけると効果的です。葉の表面は厚いロウ質に覆われていますが、裏にはたくさんの気孔があり、ここから病原菌が侵入しやすいのです。
   バラの病気には、葉に黒いスポットが出る黒点病や、うどん粉のような白い粉が葉や茎に広がるうどん粉病、つぎ木部分や根に淡褐色のコブができる根頭がん腫病、葉の表面に淡黄褐色の斑点が生じるべと病などが挙げられます。黒点病とうどん粉病にはサプロール、根頭がん腫病には木さく液、ベト病にはジマンダイゼンなどが効果的です。

 害虫はアブラムシやハダニ、バラクチバシ、カイガラムシ、カミキリムシなどが多く、殺ダニ剤やスミチオン乳剤など、それぞれの害虫に適した薬剤があります。

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