How to ガーデニング ■ベゴニアの育て方

ベゴニアの育て方

 半日陰で風通しのよい場所を好みます。
 水やりは朝が基本です。

 ■置き場所
  気温5度以下の温度が続くと枯れる

 多湿を嫌うため、鉢植えの場合は風通しのよい場所に置きましょう。栽培に適した気温は16〜25度です。冬場のこの時期、5度以下の温度が続くと枯れてしまいますから、暖かい室内へ。日中はよく陽の光があたる窓辺に置き、夜には室内の奥へ移動させるか、ダンボールなどをかぶせるかして、寒さ対策を施します。

 春は1年のなかで一番成長する時期で、新芽を伸ばし、先端に花芽をつけます。日中に十分な光を与えることが大切です。夏場は、次々に花を咲かせてくれますが、30度を超えると弱りはじめ、花つきも悪くなります。日中は家の北側の涼しい場所に置くことがポイントです。秋の柔らかい日差しは、夏の暑さで弱っていた株の成長を促進させます。晩秋の夜には冷え込むことがあるので室内に置きましょう。

 ■水やり
  暑い夏の日中には鉢の回りの地面に打ち水

 冬の水やりでは、蛇口からの冷たい水ではなく、常温で汲み置きした水を与えます。寒い日ではなく、日中天気がよく、暖かい日を選びたいものです。冬の水やりのタイミングは、表面から鉢底まで土が乾いたときです。鉢底から漏れるくらいに与え、土全体に染み込ませます。夏場は鉢土の表面が乾いたとき。朝が基本で、日中の暑い時間帯は鉢の中の水が温められてしまうので避けましょう。また、水のやりすぎは根腐れの原因にもなりますので注意。夏の日中に、鉢の回りの地面に打ち水してやるのも暑さ対策としておすすめです。

 ■花柄摘み
  花をこまめに取り除く

 ベゴニアは、葉と茎を生長させながら花を咲かせます。あまり背丈を伸ばさないように仕上げたいときは、摘芯を行います。そうすると、根元や節の下から新しい芽が伸び始めます。花柄摘みは手で行います。花柄を反対に折り曲げると、簡単に取ることができます。

 咲き終わった花柄は、こまめに取り除くことがポイントです。そのままにしておくと、養分をとられてしまいますし、葉の上に落ちて葉を傷めてしまうからです。

 ■肥料
  チッソ、リン酸、カリウムの割合が均一な化学肥料を

 ベゴニアはたくさんの花を咲かせる種類が多く、肥料を定期的に与える必要があります。施肥の時期は、成育が旺盛な春や秋は多めにやり、成育が遅い夏と冬は少なめが基本です。化学肥料の場合、チッソ、リン酸、カリウムの割合が均一に配合されているものがよいでしょう。

 鉢栽培で固形の化学肥料を使う場合は、株から少し離して、根が伸びていく縁に置くことがポイントです。

 液体肥料はそのまま施すものや、1,000倍、2,000倍に薄めるものなどいろいろあります。使用の基本は、株の小さなものや、夏場・冬場の成育の活発ではないときなどには、規定の希釈割合より薄めにして、根を傷めないようにします。

 ■病気
  高温多湿の梅雨の時期は特に注意

 ベゴニアの病気で一番多いのがウドンコ病で、葉や茎、花びらに白い粉が付きます。一日の温度差や湿度の変化が大きい、春や秋によくみられます。温度差を小さくし、冷気にあてないようにします。予防剤として、ダコニールやバイレトンなどを散布。

 湿度の高い梅雨の時期には、ボトリチス病(灰色カビ病)が発生しやすくなります。灰色のカビが葉や茎、根元などに生え、腐食させてしまいます。予防対策として、傷んだ花や葉はすぐに取り除き、根元を常に清潔に。風通しのよいところに置くことも大切です。梅雨の季節を迎える前にダコニールやロブラールを散布するようにします。

 このほか、葉の縁が茶色く枯れる細菌病にも注意したいものです。葉への水やりをしないようにして、銅剤やアグレプトで治療します。