How to ガーデニング ■きっと、来年も咲かせる

次の蕾が出番を待っています


休眠させないのが主流です

 来年も咲かせるためのネックになるのは、夏をどう過ごさせるか−。地中海沿岸が原産のシクラメンは、高温多湿の日本の夏が苦手なのです。

 夏を乗り切る方法としては、地上部を枯れさせる「休眠させる」と、生命活動を最小限に抑えて生育を続けさせる「休眠させない」の二つの方法があります。このうち最近の主流になっているのは「休眠させない」。この方が成功率が高く、後々の生育にも好影響を与えるようです。葉が残っているので、「まだ大丈夫」が分かるのもいいですね。

 ■休眠させない夏越し法
  【置き場所】風通しが良く、雨の当たらない半日陰の涼しい戸外。
【水やり】鉢土の表面が乾いたら、湿らす程度に。水のやりすぎは球根を腐らせます。鉢底給水鉢は、鉢底の水皿を外しておきます。
【肥料】とくに必要ありません。

無事に夏を乗り切ったら、植え替えます

【植え替え】
 植え替え時期は、9月に入って朝夕の気温が下がり始めたころ。そろそろ花芽分化が始まる時期です。
 作業は根鉢の土を三分の一ほど落とし、同量の新しい用土(赤玉土6:腐葉土4)を足して浅植えします。球根の半分が土から出ているくらいが最適です。
  
  葉に張りが出てきたら、たぶん成功

 植え替えて10日ほどは、直射日光を避けてください。その後は徐々に日光に慣らします。葉に張りが出てきたら、新根が出てきています。木枯らしが吹き始めるころには、室内への取り込むことができます。
 なお、2年目の株は病気しにくく、育てやすくなります。なにより、育てる自信がつくのがいいですね。