How to ガーデニング ■来年咲かせるために


冬の間も着々と準備を進めています

 ■根が露出していませんか
   冬咲きを楽しむ一方で、来春に咲く品種はすでに助走を始めています。こまめな管理が、来年の花付きを大きく左右します。

 たとえば、株元の土が流出して薄茶色の根が見えていませんか。水やりなどで土が流出しやすいのです。根が露出していると、霜柱などによる害を受けやすくなります。

 対策としては、根が隠れるよう土寄せしておきます。寒さに強い植物なので、これだけでもかなり効果があります(藁などでのマルチングは、とくに必要ありません)。
  

 ■つるを誘導します
   春咲きの品種は、11月ごろから節に花芽や葉芽を付け始めます。注意深く観察していると、節から大小二種類の芽が出ているのが分かります。小さい芽が葉芽、大きい芽が花芽です。

 ここでのポイントは、株は自身が未成熟だと判断すれば“栄養工場”となる葉芽を生長させるということ。自身を成長させようとする行動です。

 これは、とくに旧枝咲きや新旧両枝咲きの種類に顕著。今年伸びたつるがまっすぐ上向きだと、まだ未成熟だと判断して、葉芽を増やすことが分かっています。

 その結果、花芽が少なくなり、花付きが悪くなります。ということは、葉芽ではなく花芽を伸ばすようコントロールしてやれば、来年の花付きが良くなります。

 方法としては、上を向いているつるをほどき、斜め上を向くよう誘因し直します。このとき、つるを折らないよう注意してください。鉢植えの場合は、3〜4日前から水を切っておくと折れにくくなります。

 ■冬の過保護は禁物。屋外で管理
   このほか、冬の間も日当たりの良い戸外で管理する、鉢土が乾いてきたら温かい日の午前中にたっぷり水遣りする…なども大切なポイント。冬の寒さの中で花芽分化が行われるので、不用意に屋外へ入れると花芽ができないのです。植物の世界でも「過保護は禁物」なのです。

 また、休眠期間中は、枯れているわけではありません。生命活動が維持されており、水遣りを忘れると枯らすことになります。