How to ガーデニング ■トリプルデッカーの植え付け
トリプルデッカーの植え付け


 ■用意するもの
  ・鉢

 球根を3段に植え付けるので、容量的には深さ20センチ以上の10号鉢(鉢径30センチ)が望ましいでしょう。花壇の“主役”となる鉢なので、デザイン的に凝ったものがお勧めです。ブリキのバケツや素焼きのツボ型(いずれも底穴が必要)で、素朴さを演出するのもおもしろいでしょう。
  ・球根

 これだけの大きさの鉢なら、3層で30球くらい植えられます。花の色・形・草丈・開花時期などから、各層に植える個数を決めていきます。

 例えば、メーンにスイセン(草丈30〜40センチ、花色は黄色)を5本、中段用に草丈20センチほどで青紫の房状の花を咲かせるムスカリ10本、足元を飾るイエイオン(和名ハナニラ、草丈5〜15センチ)15本の構成はいかが。3月はじめにスイセンが咲き、追いかけるようにムスカリとハナニラが咲きます。開花リレーと華やかさを楽しませてくれるのです。
  ・土/肥料

 球根は、体内に自らの発芽・生育に必要な養分を蓄えています。通常は、草花用培養土に植え付けてやれば十分。とくに肥料は必要ありません。
 ただし、これだけ密植させるわけですから、通常の栽培と状況は少々異なります。とくに培養土が無肥料の場合は、少量の遅効性肥料を施してください。

 ■植え方
  花の色・形、草丈などバランス

1) 鉢底網を敷いた上に、ゴロ土、肥料を混ぜた培養土を入れ、スイセンの球根を並べます。隣りと少し隙間があるくらいの間隔に。土の量は鉢の三分の二くらいまで。
2) 球根に培養土を被せます。土の量は「球根の頭が少し見えるくらい」がポイント。
 
3) 土の間から僅かに見える球根の頭の間に、二層めの球根(ムスカリ)を並べ、一層めと同じように土を被せます。
4) 三層めの植え付けは、二層めに見える球根の頭を避ける位置に置きます。並べ終えたら、二層めと同様、球根の頭が見える程度に土を被せていきます。
 
5) 二層め、三層めと同じように球根を並べ、土を入れていきます。下層の球根と重なるものもあると思いますが、構いません。球根の芽は、伸びていく途中に“邪魔もの(上層の球根)”にぶつかると、邪魔者を避けるように伸びていきます。
6) 三層めを植え終えたら、鉢の縁から3センチほど開けて土を入れます。この“3センチ”のスペースが、水やりに欠かせないウォータースペースです。
 
7) 冬の間は、戸外へ出しておきます。乾燥がちな地域では、水分管理が大切な仕事です。土の表面が乾いてきたら、鉢底から水が流れ出るまでたっぷり水やりしてください。

これから始める春花壇づくりより長く咲かせたいので|トリプルデッカーの植え付け|