| |
1)腰水に浸けておく
大きめのたらいなどの容器に水を張り、鉢を浸けておきます(水位は鉢底から数センチ)。水温の上昇を抑えるため、容器は日陰に置いておきます。
新たなコスト負担を伴わないのは利点ですが、いつでもどこでも使えるわけではありません。問題は、根が常に水に浸かっていること。留守にする期間が長く、その間に水温が上昇すると根腐れを起こすおそれがあります。マンションなど部屋に置かねばならないときは換気扇を回しておきますが、この方法で温度上昇を抑えられるという保証はありません。
したがって、この方法を使えるのは旅行期間がせいぜい2〜3日で、戸外の日陰で管理できる場合に限られそうです。
|
 |
 |
2)鉢ごと庭に埋め込む
鉢ごと庭に埋め込むことができれば、植物は鉢穴から地中の水分をキャッチしてくれます。素焼き鉢なら、より効果が高まります。根腐れの心配もありません。
この方法を使えるのは、庭がある場合に限られます。マンションのベランダなど庭がない場合は、大型コンテナに埋め込むことで近い効果が得られます。いずれにせよ、かなりの労力が必要な仕事になります。
|
| |
3)市販の給水キャップを利用する
ペットボトルの口にぴったりの給水キャップが、各社から発売されています。キャップ先端の小さな穴から給水される仕組み。水を入れたペットボトルに給水キャップを取り付け、キャップ部を鉢土に挿して使用します。
問題は、メーカーによって給水量が異なること。“本番”で使用する前に、何度か実験してみることをお勧めします。また、ペットボトルが倒れないよう、固定する方法を工夫してください。
|
 |
 |
4)タイマー式自動給水装置
設定した時間になると、自動で水やりしてくれます。N社の製品は乾電池式で大容量18リットルの水タンク付き。10鉢まで同時に水やりでき、ノズルごとに給水量を調節できる優れものです。
B社の製品は、ポリバケツなど手持ちの容器を水タンクとして使えます。大型コンテナを用意すれば、使える水の量を増やせるわけです。とはいっても、各社製品とも設定できる日数が決まっています。それを超える日数の水やりは設定できません。
|
| |
5)吸水ポリマー
吸水ポリマーとは、例えば紙おむつの内部で、おしっこを吸着するのに使われている物質。おしっこを捕らえて逃がさないので、おむつの中はいつもさらさらというわけ。土に混ぜておけば、保水力や肥料効果が高まります。主成分がデンプンなので、人や環境に無害というのも大切なポイントです。
スーパーで買ってくる刺身パックなどの保冷剤も、中身は吸水ポリマー。ゲル状の中身を取り出し、土に混ぜてみてください。注意してみておれば、鉢の表面土が乾きにくくなるのが分かります。
ただ、留守中の水やりをカバーするために鉢の土を入れ替えるというのが、果たして現実的なのかどうか。さまざまな角度から検討してみてください。あるいは、(2)の「大型コンテナに埋め込む」に使える方法かもしれません。
|
 |
|