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業界初 単板ガラスで高性能を実現 <遮音性50等級線適合>
新構造防音二重窓を開発
三協アルミは、防音性能に優れた新構造二重窓を開発しました。
新構造防音二重窓は、内外窓間のサッシ枠を特殊構造とし、内外とも単板ガラスが入った一般サッシを用いて、業界で初めて遮音性50等級線に適合しました。
従来、一般的な二重窓での遮音は40等級が最高で、それ以上の高遮音性が求められる場合は、防音タイプの合わせガラスを使用したり、外窓と内窓の間隔が大きい二重窓が採用されてきました。
開発した新構造防音二重窓は、外窓と内窓の間に特殊構造(吸音材+背後空気層)を採用することにより、安価な単板ガラスを用い、かつ外窓と内窓の間隔を抑えながら高遮音性を実現します。(特許申請中)
また、窓を二重化することにより高い断熱性・水密性・気密性・防犯性能を発揮します。
※遮音性50等級線:JISの遮音最高等級であるT-4(40等級線)+音響透過損失10dB
音響透過損失は遮音性能を表す尺度で、この値が大きいほど遮音性能の優れたサッシといえる。
【開発の背景】
バブル崩壊後の地価下落と企業の遊休地放出による都心回帰現象が続いている中、騒音の大きな環境下に建物が建設されるようになってきています。鉄道や幹線道路沿いなどでは、遮音のJIS最高等級である40等級サッシを用いても、十分に静かな室内環境を得られないケースがあり、性能の高いサッシの要望が増えてきています。
このニーズに応えるべく、JIS最高等級を超えるサッシの研究開発に取り組み、本年3月に認定試験機関の適合報告書を取得し、50等級線に適合するの高性能二重窓の新構造を開発しました。
【構造】
新構造防音二重窓は、「外窓」「内窓」「吸音材と空気層を
内蔵した連結枠」から構成されます。
連結枠部に配置した“吸音材”と背後の“空気層”により
外窓と内窓の間の音圧を下げて、結果として遮音性を向上さ
せる構造です。
騒音はいろいろな方向から入ってきます。外窓を透過した
音は外窓と内窓の間の空間でいろいろな方向に反射し、吸音
材を通過します。
吸音材中の微小空間を通過する際に、空気
の粘性や吸音材繊維同士の摩擦により、音が熱エネルギーに
変換されます。
吸音材の背後に空気層を設けることにより、
波長が長く、反射壁から離れた場所の振幅が大きい低周波音
にも効果があります。内窓に当たる音の圧力が小さくなる
ことにより遮音性が向上します。
50等級のサッシは、JIS最高等級(40等級線)サッシと比較
して、室内に透過する騒音のエネルギーを1/10に低減します。 |
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【性能】
窓を二重化することにより、遮音性だけでなく断熱・水密・気密についても安定した高性能が得られます。
- ◇ 遮音性:50等級
- ・内窓、外窓とも単板ガラスを用い、枠見込み200mmの場合の遮音性能が50等級線に適合します。
- ・50等級仕様の場合、80〜90dBの外部環境騒音でも静かな室内環境(例:安眠を妨げない)を得ることができます。
- ◇ 断熱性:H-4等級
- ・外窓と内窓を連結する枠を断熱構造とすることで、複層ガラスを用いなくても高い断熱性を発揮します。
- ◇ 水密性:1000 Pa
- ・JIS最高等級<500Pa>の2倍の性能を有します。
- ◇ 気密性:1.4 m3/(h・m2)
- ・加圧時の通気量が、JIS最高等級(2.0m3/(h・m2))の7割に減少します。
- <参考> 当社ビル用サッシ(1重窓)性能例
- ・断熱性:適合等級無し・・・単板ガラス使用時
- H-1等級・・・複層ガラス(5+A6+5)使用時
- ・水密性:W-5等級<500 Pa>
- ・気密性:A-4等級(2.0 m3/(h・m2))
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【特長】
- 1) 高性能・低価格
- 単板ガラスを用いることで、高性能防音サッシの低価格化を実現。
- また、断熱性・水密性・気密性においても、高い性能を有しています。
- 2) 枠見込みが小さい
- 遮音性50等級線に適合する場合の枠見込みは200mmであり、40等級線(T−4)クラスの二重窓(枠見込み170から200mm)と同程度。枠見込みが小さいので、壁を厚くすることなく室内を広く使えます。
- また、枠見込みを更に抑えた170 mmタイプは、遮音性45等級線に適合可能です。
- 3) 内窓のバリエーション
- アルミ製引違い窓と樹脂製引違い窓の設定が可能です。
- 4) 既設のサッシへの後付けが可能
- 内窓が樹脂タイプについては、既設のサッシへの後付けが可能です。
- 5) 施工が容易
- 従来のサッシと同様の方法で施工ができます。
【お問い合わせ】
ビル建材部 ビル建材課 電話:0766-20-2201 |
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